多頭飼育崩壊が起きた訳

昨年の6月に近隣の住民から 

20匹ほどの猫を飼う人がおり 外に出しているので 糞尿と

換気扇からの匂いに困っているというものでした。

2日後 保健所が訪問した際 ガレージ横に猫餌が置いてある事を確認しています。


多くの自治体が猫餌やりさんに苦情対策のひとつとして提案する

餌やり中止か 猫を家に入れるという選択。

この悲劇は 多頭飼育のどれぐらいの割合かはわかりませんが 

私が関わった初めての多頭飼育者がそうでした。

元々お金がない 搬送手段がない 捕まえられない猫を 

周囲からの苦情や行政の意見も含め

家に入れるしかない立場となり 繁殖が止められないという状況。

餌は充分あっても

「もう猫は増えない 猫が子猫を食べるから・・・」

法改正前は 多頭飼育崩壊は それこそ飼い主放棄しか道がなく 

保健職員が家に入り捕獲し殺処分する方法がとられていました。

昨年12月淀川区の多頭飼育崩壊も1度保健所が引き取りに来たと聞いています。

何故その時に全頭不妊手術出来なかったのか・・・

具体的に良心的な病院は紹介出来ないという行政の言葉に

では今後 行政枠の「どうぶつ基金」猫無料不妊手術チケットを申し込んでくださる事。

それが 本当の解決である事を訴え続けたいと思います。

現場はゴミ屋敷 飼い主は猫の数も把握出来ませんでした。

大阪府と枚方保健所が立ち入り 把握した数が29匹+5?というものでしたが

私は40匹前後とふんでいました。

そして実際は・・・

飼い主自身が不妊手術した猫10匹

2月27日 子猫9匹(1匹死亡) 妊婦猫1匹

3月5日に 一斉捕獲 オス13匹 メス23匹 妊婦猫1匹 子猫3匹

翌日捕獲気にオス3匹

それ以前に子猫5匹を引き出していますので 総数68匹となります。

そしてメス23匹を「一犬猫病院」さんへ搬送

病院内で出産した猫1匹を除き

(子猫は翌日死亡)

22匹中 妊娠は11匹 胎児30匹でした。

すでに子猫を1腹ずつ保護しており その数7腹

現場で見た死体2腹

これほどのことはTNRでも経験したことがなく

多頭飼育の凄まじさを知りました。

大人猫に首をもがれた子猫の遺体

産まれた事も 死んだ事も飼い主は知らない遺体

首を噛まれ下アゴ 舌とも砕かれ それでも鳴き続けた小さな命

病院に運ばれ そこで産まれた命 

二つともはかなく消えていきはしましたが その形跡はしっかりSNSを通し流れました。

何故このような様な惨事が しかも世界中で アニマルホーダーとして起こるのか

ただ飼い主の認識不足 お金の問題という個人に済まさず 社会問題として

捕らえて頂き 法改正や条例など 早期発見。早期解決に向けて

官民協働で取り組む世の中になりますように・・・

そう願ってやみません。